麗梨ReNaより





   14歳時のレナ。代々木公園にて。

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    『使命感…?』

(2022.6.5記)

『クィア・レッスン 教会〈私たち〉がLGBTQから学べること』(コディー・サンダース著/原口建訳/上野玲奈監修/エメル出版)のP.77に、次のような下りがある。

以下引用
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 バイセクシュアルやトランスジェンダーの人々の生き様が私たちに何よりも示してくれ るのは役割や責任、権利や特権、関係性や社会的慣習を性別だけで判断することを乗りえて教会やコミュニティ、社会を形成することは可能だという発想だ。
 ひょっとすると性的指向を「異性愛か同性愛」に限定することに反対し、 出生時の性で男女へ区分さ れることに反対して生きるバイセクシュアルやトランスジェンダーの人々の生き様には非常に聖書的なところさえあるかもしれない。

↑↑↑↑↑↑↑
以上引用

こんなこと書かれると、両方兼ね備えてる当事者としてはプレッシャーを掛けられまくってる気もするが、これを使命感へと昇華させねばならないのだろうな。

もちろん、ただ信仰の力によって。




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     『自己紹介がてら』

(2022.6.4記)

ワタシのイレギュラーなジェンダー・セクシュアリティについての自己紹介がてら次の2点の機関紙への寄稿文(駄文)。


①「ねりま九条の会ニュース」2019年6月号より。
②キリスト友会東京月会機関紙「東京フレンド」2021年12月号より

(注)かつてはワタシは自分のジェンダー・セクシュアリティについて、Xジェンダー&バイセクシュアルと名乗っておりましたが、現在は両性両性愛者を名乗っております。



「ねりま九条の会ニュース」2019.6月号より


    キリスト友会東京月会機関紙
   「東京フレンド」2021.12月号より

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   『多数派特権・強者特権』

(2022.6.4記)

①男性以外の性別に対する『男性特権』。
②性的マイノリティに対する『シスヘテロ特権』。
③トランスや「X/NB……等」に対する『シス特権』。
④「X/NB……等」に対する『“2大性別”特権』。


④の例として〈男女平等〉とか〈男女共同参画〉のワード。
まるで「X/NB……等」は存在しない者であるかのよう。

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『ひねもす タバコ問題とジェンダー』

(2022.6.4記)

何百年(もしくは数千年)もの間、喫煙者特権を意識することなく、あるいはTPOもわきまえることなく、なりふり構わず喫煙しまくってきたスモーカーたち。

大多数が男!

「喫煙する自由とは、受動喫煙しない自由を侵害しない限りにおいてのみ成り立つ」という至極当然な認識がようやっと社会に広がり、本来の姿である喫煙規制が拡がりだした途端に「喫煙者の権利を侵害するな!」などと見当違いなことを言い出すスモーカーたち。

殆ど男!

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『さてさて  タバコ問題とジェンダー』

(2022.6.4記)

「女性専用車両」を指して「男性差別」と断ずる者たちと、拡がりつつある喫煙規制風潮を指して「喫煙者差別」と断じる者たちのメンタリティはほぼ同様に思える。

そう、いずれも「強者特権」に無自覚で傲慢極まり無き“男ども”に多いだろう。

嫌煙権確立をめざす法律家の会・代表世話人の伊佐山芳郎弁護士がかつてことあるごとに言っていたことだが

『タバコの歴史とは非喫煙者の我慢の歴史だ!』


まさにその通りだと思う。

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 『マイクロアグレッション』


(2022.6.4記)


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3


2018年11月「同和問題」にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議の部落解放基礎講座でお呼びした上川多実さん(Buraku Heritage 代表)が、来月日本キリスト教団大泉教会に講演にくるらしい。


大泉教会メンバーでもある或る練馬区議の主催。


今回は、東京同宗連で天理教東京教務支庁にいらした時にも触れていただいたが、マイクロアグレッションについて集中的な話が聞けそうだ。


もちろん、「男女平等」「男女共同参画」というワードは、Xジェンダー/ノンバイナリー/ジェンダークイア/アジェンダー/ジェンダーニュートラル/インタージェンダー/バイジェンダー/ポリジェンダー/パンジェンダー/ジェンダーフルイード…………等のジェンダーアイデンティティーの人びとへのマイクロアグレッションに違いなかろう。


練馬区総務部にも「人権・男女共同参画課」なる部署がある。


この部署名はもちろん上記のジェンダーアイデンティティの人びとにとっては間違いなくマイクロアグレッショに相当しよう。


ましてや課名の冒頭に「人権」が謳われているのだから。


そう、「人権・男女共同参画課」という部署名自体に整合性を欠いているのである。


我々「東京同宗連」にも大いに関係し、大いに馴染みある『解放歌』の第7節にはこうある。


嗚呼 友愛の 熱き血を
結ぶ 我等が 団結の
力は やがて 憂い無き
全人類の 祝福を
飾る 未来の 建設に
殉義の星と 輝かむ


(作詞 柴田啓蔵) 


『全人類の祝福を飾る未来の建設に殉義の星と輝かむ』


この歌詞を強く噛み締めたい。


「人権・男女共同参画課」の部署名では、「X/NB……」に該当するジェンダーアイデンティティの我々は、『全人類の祝福』から漏れて致し方無き存在であるかのようだ。


P S
ワタシが支持支援する政党と源流を同じくする政党のトップが最近練馬区に講演に来た。そしてワタシの質問への回答として、「男女平等」「男女共同参画」のワードには何ら異論がない旨応えていたが、そのショックは今も引き摺っている。


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『さて  タバコ問題とジェンダー』

(2022.6.3記)


先月21日のタバコ問題関連のオンライン集会が充実した内容だった。

日本キリスト教団信徒かつアドベンチスト系病院で禁煙外来を担当する医師かつ沖縄大学学長、そしてアドベンチスト牧師資格者でもある薬剤師の日本禁煙学会理事、そして元アドベンチスト信徒の日本キリスト教団牧師…という登壇者の面々。

一般参加者にはキリスト教婦人矯風会の役員、日本キリスト教団牧師、浄土宗僧侶、地域労組執行役員…と多彩なメンツが顔をそろえたことも大きかった。

このオンライン集会のエッセンスを練馬区議会議員でなおかつ日本キリスト教団牧師に伝えたところとても興味深く聞いてくれた様子。

彼女はきっとあの大問題の練馬区役所玄関先屋外喫煙所を閉鎖するために動いてくれることであろう。

実は昨日こちらから先方の区議会会派の控室/応接室まで出向き、じっくりと話し合ってきた次第。

玄関先屋外喫煙所とスロープ通路(車イス利用者などが庁舎出入に使う)との距離のあまりの近さたるや、これを非人道的と言わずして何と言おうか。

区議会議員の中には香害問題に取り組む団体に所属する人や、「福祉」を名称に取り入れている団体に属している人もいるのだが、この悲惨な状況に心が痛むことはないのだろうか? それが不思議でならない。

来庁者とりわけスロープ通路を利用する来庁者の健康よりもスモーカーの欲求のほうを優先していないだろうか?

受動喫煙問題もあきらかに人権問題なのである。

ところで、昨日じっくりと話し合った議員だが、流石に信仰を同じうする者同士の理解し合いの速さ・早さも実感した。

ちなみに彼女とは数年前の「練馬市民大忘年会」の余興で、Xmas賛美歌『天には栄え』をアカペラ・デュオった仲間でもある。

そういえば32年前セブンスデーアドベンチスト東京中央教会における禁煙週間イベントにて、作曲家中田喜直さんのピアノ伴奏によって彼の作品『クリーンエアー きれいな空気を』をワタシとデュオった女性医師は、今や日本禁煙推進医師歯科医師連盟の会長にまで上り詰めたが……。


まあ正直言って、
練馬区長および日本キリスト教団議長を務める力量は充分にあるな、彼女は。



   中央奥のツイタテの場所が屋外喫煙所。
   スロープ通路との距離の近さたるや…





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『「ジェンダー平等」「オールジェンダー共同参画」を浸透・定着させるために』

(2022.6.3記)

性的マイノリティの人権についての学びのプログラムを「三位一体的」に進めている、日本キリスト教団部落解放センター/マイノリティ宣教センター/農村伝道神学校の三者に進言。

前回の集い(丁度1年前つまり昨年6月の部落解放全国活動者会議中のセッション)において、基調講演をされたロバート・ウィットマーさん(カナダ合同教会宣教師/農村伝道神学校 元校長)が重ねて言及していた、カナダをはじめとする北米大陸の先住民族独自のジェンダーたるトゥースピリットについての学びを是非とも深めてもらいたい。

「ジェンダー平等」のワードがここまで浸透してきてもなお、「男女平等」「男女共同参画」なるワードが(トゥースピリットも含まれるであろう「X/NB…等」の人権どころか存在すらも無視するかの如く)広く流通しているのだから。

ウィットマーさんが再三言及していたトゥースピリットについての学びを深めることで、「男女平等」ではなく「ジェンダー平等」のワードが完全定着し、官公庁でいまだに広く用いられている「男女共同参画」なるワードを「オールジェンダー共同参画」に置き換える働きに拍車が掛かるとも思うのだが、如何だろうか?

ワタシの近しい間柄の人々には、上記3団体にかかわる人がある一定数おるのみならず、組織のトップもしくは事務方のトップもいるので、それぞれの方々のご意見を是非とも拝聴させて頂きたいところだ。


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『続 ・ワタシたちもPIONEERだ!』

(2022.6.2記)

中身は見せられないので、表紙だけ。

セクマイ当事者牧師諸氏よ!
ワレワレの奮闘努力のゆえなのよ!

そこんとこヨ・ロ・シ・ク!!!!!!!

プリプリのキリリンコ*・アイコンは差別発言者の名前。

ニッコリニヤリ・アイコンはワタシの教団登録名。


      * 快獣ブースカ用語


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『ワタシたちもPIONEERだ!』

(2022.6.2記)

1998年春、「男性同性愛者であることを公言した日本初の牧師」(平良愛香くん=農村伝道神学校 現・校長)を誕生せしめた背景には、ワタシたち同窓の有志学生たちの強力なサポートがあったことを忘れてもらっては困る。


特にワタシは学生有志唯一の性的マイノリティだろう。カテゴリこそ愛香くんと大きく大きく異なるが。


当時の状況を割と詳細に記させてもらった駄文を貼りつけておく。


「同和問題」にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議の機関紙『東京同宗連』2004年3月発行の第20号から。
(ただし、教団登録名で書いたものなので、名前は黒塗り処理)


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『またして タバコ問題とジェンダー』

(2022.6.3記)

「中田喜直さん VS 團伊玖磨氏」をめぐる興味深い記事のリンクを以下に貼ります


http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_2451.html


尚、中田喜直随筆集『音楽と人生』では、

多くの頁をタバコ問題関連に割いている。

1994年3月刊行。

時あたかも、ワタシがセブンスデーアドベンチスト信徒のままで、日本キリスト教団認可神学校・農村伝道神学校での学びを開始する直前である。

日本キリスト教団(板橋大山教会)には1996年2月11日を以て正式に転籍を果たしている。

新旧所属教会間相互でキチンと仁義を通し合う形での、正真正銘の円満転籍であった。





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『なおかつ タバコ問題とジェンダー』

(2022.6.2記)

ワレワレの中学生時代、品行方正かつ精神年齢極めて大人だったワレワレを悩ませた厄介者教師(職員室や校庭で“パイプのけむり”を燻らす。さすがに教室ではやらなかったものの…)とは、別の因縁もある。

ある時、極めて理不尽な理由で奴に頬を貼り倒された生徒がいた。彼は品行方正かつ学業成績も決して悪くない生徒であり、理不尽な事を決して許さない一途な性格であった。

彼は3年間ワタシと同じクラスになったことは一度もなかったものの、倶楽部活動の仲間であり、さらに共通の趣味ゆえにワタシたちは親しかった。

彼がかの厄介者教師に極めて理不尽な理由で頬を貼り倒されたことは当然彼は納得出来ず、両親に相談。

息子の主張が正しいと判断した彼の両親は、知り合いの議員を通じて区教委や教育長に掛け合い、ついには、教育長と校長・教頭の立ち会いのもと、かの教師に(彼と彼の両親に対して)直接謝罪させる席の設定にまで漕ぎ着けた。

彼の父親がかの教師に対し、『君は自分のしたことが分かっているのか?どうなんだ?』と迫り、『反省しなさい!』と一喝。

かの教師は、彼の父親に殴られるとでも思ったのか、身体をブルブル震わせながら『申し訳ありませんでした!』と深々と頭を下げ、そして泣き出したという。


そしてここからが、奇遇なこと。

後年、国および時の日本国有鉄道(現JR)と日本専売公社(現日本たばこ産業)に対して起こした、いわゆる嫌煙権訴訟における原告団の一人が、ワタシの中学時代の友人の彼の母親であった。

ふとしたキッカケからその事実を知ったのは、1987年嫌煙権確立をめざす人びとの会にワタシが入会した直後のことだった。

同会の代表世話人でたばこ問題情報センター事務局長の渡辺文学氏も、この極めて奇遇なつながりに大層驚いた様子だった。

“パイプのけむり”繫がり…などと言ってしまったら不謹慎だろうか?



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『重ね重ね タバコ問題とジェンダー』

(2022.6.1記)

毎日学校に遊びに行っていた感覚がある中学生時代、誰もが極めて大人だったワレワレ生徒を悩ませた教育労働者2人のうち、一人がスモーカーだった。

それもパイプ喫煙者。彼の喫煙の場は職員室内に限られてはいたが、彼は性格上色々と問題があり過ぎた。

職員室内朝礼における先導役の教頭に対して、『声が小さいぞ!教頭!』と生徒にも聞こえるくらいの声でがなったり、ワレワレ生徒に対しても(余程のことでもない限り手こそ出さぬものの)暴力的言辞を掛けるなどしょっちゅう。

黒板や教室が汚かったりするととたんに不機嫌になったり、かと思うとやたらめったら機嫌の良い時があったり……それでもちょっとしたことで瞬間湯沸かし器と化したり、実に扱いづらい男だった。

『こいつ、メトロン星人からパイプの中に紅い結晶体でも仕込まれたんでは?』とすら思えた。

(『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」を知らない人、ゴメンね!)

ワレワレより少し先輩たちは彼の授業をボイコットして屋上に立て籠もったクラスもあったという。

ワレワレみんなが盛り上がる楽しい雰囲気を一瞬にしてブチ壊す破壊力を常時帯びていた奴だった。

テストの学年平均的が悪いと不機嫌になり、答案用紙が返ってきた際の授業では駄々っ子のような“説教”で一コマの授業時間がツブれ、極端にヒドい時にはワンワン泣き出したり……こちらはドン引きもいいところだ。

何を隠そうワタシは彼から「警戒」された生徒の一人で、ワタシが彼を見る目付きからそう判断されたに違いない。

一応ワタシはテストでは彼が満足する点数は取って(やって)いたし、2期連続で生徒会役員をやった(やらされた)学年唯一の存在だったし、『何を考えてるのかわからない奴』とみなされていたのであろう。

ワタシも彼を嫌っていたが、向こうもワタシを嫌っていることが明々白々だった。

直近の同期会(僅か3クラスしか無かったのでクラス会ではなく合同して開く)では、『あの頃の自分は何と未熟だったことか…許してほしい…』と深々と頭を下げるのだが、こちらはただ、“今さら感”しか覚えない。


岩上太郎・小澤征爾・長嶋茂雄と同年代ゆえ、あまり無理もきかないだろうが、それでも定年退職後は居住地の某市で平和運動に邁進しているらしいので、長く続けられるよう祈ってはいるが……


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『重ねて タバコ問題とジェンダー』


(2022.6.1記)

高校大学時代はタバコの受動喫煙に悩まされた記憶があまり無い。

男子高校だったが職員室内禁煙が敷かれていた様子で、教師の喫煙シーンを目にした記憶もない。

ただ、トイレでの喫煙行為が発覚して退学になった生徒は数名いたようだ。ま、学校から離れた場で喫煙していた者は決して少なくなかろうが。

学部柄かどうか7,8割方は男子が占めていた大学時代も先輩同輩に喫煙者は少なかったし、後輩に至っては記憶が無い。

ただ、就職後がそりゃもう凄まじき煙害の被害を受けまくったのだが、この件の詳細に触れるのは後日に譲ることにする。


そして、神学校。

会員の喫煙タブー&飲酒タブーを明確に謳っている教派は、セブンスデーアドベンチスト・救世軍・末日聖徒(通称モルモン)くらいだが、福音派各教派もやはり禁煙禁酒は当たり前なのだが、いわゆる“リベラル派”あるいは“社会派”にはヘビードリンカーもチェーンスモーカーも少なくなかった当時の日本基督教業界。

ましてや“リベラル派”“社会派”にドップリ浸かっていた我々の(当時の)神学校の学生も教師もスモーカーは決して少なくはなかった。

もちろん、というかその多くは「男」。

本館の休憩室(学生・教師・講師・聴講生・ゲストにかかわらず利用可)の凄まじき吸い殻の山ときたら、そりゃもう大変な状況。

当然ワタシは休憩室のイスに座る気にもなかなかなれず、例え一人であったとしても、吸い殻が山と積まれた灰皿を眼にするだけでもイヤなのに、ましてや臭気がビンビンに漂うとあらば近づくのも憚られる。

厄介なことに、学生各個人用の「郵便受け兼学校配布物入れ」の棚が休憩室の中にあり、これには参った。

現在は本館もリニューアル、建て替えられ、全館オールタイム禁煙が敷かれているのだろうが、1990年代中期はには当たり前の光景なのだろうが、他の神学校でも然りだったかどうかは不明。


で、集中講義の休憩時間中、学生に山のふもとのコンビニまでタバコを買いに行かせた非常勤講師がいたことは驚いた。学生も学生で、いくら原チャリを持ってるからと言ってそこまでやることぁ無いだろうに…。ちなみにその非常勤講師は年配の女性。学生運動花盛りの1960末、教会会堂内で対話した学生たちの影響で喫煙をはじめたら、辞められなくなったとか。ちなみに、彼女の連れ合いも牧師であったが、彼のほうはヘビードリンカー&ヘビースモーカーで70歳を僅かに越えた頃に逝去されたが、このご夫婦は都内N区の社会運動家としても知名度が高かった。


それから日本宗教史だか何だかの授業のフィールドワークで日本の仏教団体2団体の見学研修会を催した際、担当講師が帰路のJR駅までの道すがら歩行喫煙しはじめたので、すかさずたしなめて止めさせようとしたが、それをしたところでまず間違いなくポイ捨てされるのが目に見えていたので、逡巡しつつも歩行喫煙停止の声掛けが出来なかったことは悔やまれて仕方が無い。

ただ、当日の学びをレポートとして提出する課題が出された際には、あの歩行喫煙の件をタップリと書いて差し上げた。

2つの宗教教団施設内で喫煙の機会が奪われ続けていたとはいえ、路上喫煙/歩行喫煙はアウトだろうよ。

ちなみに、不可を覚悟したくだんのレポートであったが、幸いにして可をもらえた。

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『なおなお  タバコ問題とジェンダー』

(2022.5.31記)

受動喫煙に長期間/長時間にわたって晒され続けると、甚だしい健康被害をもたらされるのみなず、ルックスも劣化する例。

もちろんレナは喫煙経験ナシ。

大学卒業後、フロア全員がチェーンスモーカーだった職場で1年半も受動喫煙の被害に遭い続け、キリスト教受洗半年後、教会青年会の修養会の場で初の講壇からの説教はほぼタバコの話に終始。


ビフォーアフター。

1980年7月  山梨県富士吉田市 19歳3ヶ月
1989年10月  長野県軽井沢町 28歳6ヶ月

2カット共に正真正銘のワタシ。(特に1カット目はなかなか信じてもらえないかも知れぬが)

ま、でも2カット共に、両性的なルックスではあると思う。






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『なお  タバコ問題とジェンダー』


(2022.5.31)

1990年の禁煙週間イベント『子どもたちにタバコの無い未来を!』が、東京・原宿のセブンスデー・アドベンチスト東京中央教会集会室で行われた際のこと。


反タバコ運動の旗振り役として大活躍した作曲家の中田喜直さん(1923~2000)の作品『クリーンエア~きれいな空気を~』をデュオる役を与えられたのが、ワタシと齋藤麗子さん(喫煙と健康 女性会議代表、医学博士、現・禁煙推進医師歯科医師連盟会長)。

そして、な、何とピアノ伴奏は作曲者ご自身が務めて下さった。

さらにフロアからバックコーラスの如くワタシらをサポートしてくれたのが、セブンスデー・アドベンチスト天沼教会青年会メンバーの音大出身者の2人の女性。


終演後、中田さんから『あなたがたの声はとても良い!』と褒められ、結構有頂天になってしまったワタシでありました。

中田さんはあまりお世辞っぽい事は言わない人であることは、それまで一緒に運動や交流をしてきてわかっていたので。

たばこ問題情報センター事務局長で嫌煙権確立をめざす人びとの会代表世話人の渡辺文学氏が撮ってくれたワタシたちの写真はまさに宝物である。




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『も一つ  タバコ問題とジェンダー』


(2022.5.31記)

本日はWHO(世界保健機関)制定の世界禁煙デー。そして本日から一週間は『禁煙週間』。

5月31日が世界禁煙デーとなったのは1989年から。それまでは、世界保健デーである4月7日が世界禁煙デーを兼ねていた。

1980年代の世界保健デー=世界禁煙デーの各地の名物として、禁煙パレードが挙げられよう。

1800年代中期の米国にてエレン・グールド・ホワイト(ホワイト夫人)を創設者として誕生したセブンスデー・アドベンチスト教会。その一組織であるパスファインダー・クラブ(まあ、ボーイスカウト&ガールスカウトに類似した青少年メンバーの組織)らが先導し、横断幕やノボリ旗を持った人びとが割と静かにデモした。たまにはシュプレヒコールもあったようだが、基本はサイレントデモに近かったようだ。

パレードの主催者は、全国禁煙・嫌煙運動連絡協議会。そして同協議会の代表者が、当時の日本禁煙協会の会長・白石尚氏。白石氏はセブンスデー・アドベンチストの牧師であり、当時は東日本教区の教区長を務めていた。
(後年彼はセブンスデー・アドベンチスト教団の理事長も務めた)

1987年10月、第7回喫煙と健康世界会議(東京大会)が開催された際、会期中の交流懇親会のセッションの場で極めて流暢かつわかりやい通訳者を務めたことで、その数ヶ月前に「嫌煙権確立をめざす人びとの会」に入会していたワタシの目にとまり、彼の人柄に惹かれたことがワタシにとってのキリスト教信仰のキッカケとなった。

それから約半年後、東京・荻窪のセブンスデー・アトベンチスト天沼教会の門を初めて叩いたのであった。

「すぐにでも洗礼を受けたい!」と迫るワタシに、西日本の多くの教会で牧会を続け、初めて東日本教区にやってきたベテランの新任牧師・近藤新生氏からは「いきなり洗礼などは出来ない相談。どんなに短くとも1年は毎週礼拝に参加してもらい、尚かつ週一回の聖書研究をしてもらわないと……」とたしなめられた次第。

しかし、近藤氏の言葉に従い、キチンとそれらを履行したワタシは、1989年4月8日、晴れてバプテスマ(全身洗礼)を受けることが出来たのである。

しかも、前年までは世界禁煙デーも兼ねていた4.7世界保健デーの翌日であり、洗礼日翌日はワタシの28歳のバースデーであった。

さらに…ワタシがバプテスマを受けた4月8日はゴータマ・シッダールタの誕生日でもあり、我が家の宗門である浄土宗の大本山増上寺では灌仏会つまり釈迦像に参列者ひとりびとりが柄杓で水(甘茶)を掛ける儀式が毎年行われる日でもあった。


【2022.6.2追記】
近藤新生牧師は天沼教会に赴任した1988年4月以前は、西日本教区の教区長を務めていた。

ワタシのキリスト教信仰のキッカケをつくってくれた日本禁煙協会会長の白石尚牧師は当時東日本教区の教区長だった。

ワタシの受洗には東西両教区の教区長経験者が関わっていたことになる。

後年白石氏は、この後セブンスデー・アドベンチスト教団制作によるラジオ関東の番組『預言の声』のラジオ牧師を経て、教団理事長に就任した。

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 『まだまだ タバコ問題とジェンダー』

(2022.5.30記)


明日は世界禁煙デー。

「職員室内でのタバコにまつわるイジメの事例」

1987年ワタシが嫌煙権確立をめざす人びとの会に入会し、そこで出会った仲間たちの中に、同い年の都立高校教師がいた。


当時の一般的な学校の職員室はまさにタバコ野放し状態。


友人もさんざん職場で声を挙げ、非喫煙者の権利を同僚教師たちに事あるごとに説いていた。


それを疎ましく感じた教師たちが友人に対して行った“仕打ち”の詳細を聞いて驚いた。


それは“嫌がらせ”を超えるイジメそのものだった。


非喫煙者の権利を声高に叫ぶ友人の職員室の机の引き出しの中にタバコを入れ、スモーカー教師全員の名前がそれそれタバコに記されてあったという。当然というべきか、それらは全員男性教師。


そもそも、同僚とはいえ他人の机の引き出しを勝手に開けるのはマナー違反どころでは無いだろう。


とてもじゃないが教育者のやることではない。


この手のヤカラが公教育の場で教鞭を執っている当時の教育業界の行状がこれだった。


今やその手のケシカラン輩はいないと信じておこうか、取り敢えずは。



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『タバコ問題とジェンダー』番外編


(2022.5.30記)

1977年東海道新幹線こだま号に初の禁煙車両を誕生せしめた日本禁煙協会(母体はセブンスデー・アドベンチスト教団)の栄誉を讃え、セブンスデー・アドベンチストの女性創始者たるMrs.ホワイトにあやかり、『タバコ問題とジェンダー』シリーズの文字背景を白にいたしました。

今後も、どうぞお見知りおきを。

PS
昔の『相棒』には「Mrs.グリーン」なる名エピソードがございましたね。


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『日本基督教業界内カリスマ的セクマイ当事者諸氏に向けて』


(2022.5.30記)


カリスマ性あるセクマイ当事者と接点を持ったり親しくなった(自称)「アライ」ほど、無名のセクマイ当事者に対して上から目線もしくはマウンティングしたがる傾向がある気がして。“『私は(あの有名なセクマイ当事者と)の方と親しい間柄ですのよ』アピール”をさりげなくしてくるあざとさ。過日もその手合いに遭遇。本人の今後のためにも論破してさしあげましたよ。何だかウダウダ捨て台詞していたようですが、それはもちろんスルー。


これは特にキリスト教業界内の“カリスマセクマイ諸氏”に言いたいのだけど、キミらはマジョリティに都合よく利用されかねない存在であることをキモに命じておいて欲しい。さもなくば、無名かつ“いと小さき存在”たるワレワレに様々な被害が及びかねない。


キミらはもっと“強者としての特権”に自覚的なおかつ自己批判的であって欲しい。人生の先輩たるセクマイの端くれとして、あるいは今後も注意喚起ぐらいはさせてもらうから、そのつもりで。




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『まだ タバコ問題とジェンダー』


(2022.5.29記)


 反タバコ運動家で巣鴨とげぬき地蔵尊・曹洞宗高岩寺の住職かつ内科医でもある来馬明規さんの話を聴くオンラインの機会があった。

 
 来馬さんは、スライドに渡辺真知子の名曲『迷い道』も登場させつつ、実に巧みな話術でタバコ産業の腹黒き実態を紹介。


 とりわけ驚かされたのが、タバコ産業がセクシュアルマイノリティをターゲットにした「Project SCUM」なる策動を進めているとの情報。


 恥ずかしながら初耳だった……。


 チャット機能を用い、禁煙運動で著名なセブンスデー・アドベンチスト教会の元信徒たる日本キリスト教団牧師のセクシュアルマイノリティ当事者であることを明記して、「プロジェクト・スカムについてもっと知りたい」旨書送ると、早速貴重な資料を送って下さった。


 ありがたい。




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『又々 タバコ問題とジェンダー』


(2022.5.29記)


 前回のエピソードの主役、授業中に喫煙する理科科専任教師S.Nがワタシらの小学校に転任した直後に担任した5年1組(つまりワタシら5年2組の隣のクラス)でのエピソード。


 これは中学に上がってから親友になった本人から聞いた話。仮に甲とする。


 甲は当時同級生の乙をいじめのターゲットにしていた。


 たまりかねた乙は担任のS.Nに相談。


 そしてS.Nのとった対応が破天荒。


 つまり、クラス全員の前に甲と乙を立たせ、被害者の乙に向かって


 『思う存分に甲を殴れ! 治療費は先生が出してやる! 先生が全て責任持つ』


 当然ながら乙は甲を何発も何発も何発も殴った。それこそ血潮が吹き出し、周囲に飛び散るまで。


 乙が満足するまでS.Nは制止することは無かった。


 乙の満足を確認したS.Nは、甲を怒鳴った。『痛みを思い知ったか!?、甲!』


 甲は泣きながら頷く。


 そしてS.Nの促しによって甲は乙に対して深々と頭を下げて謝罪。


 これで一件落着。




 ちなみに、甲も乙もそれまではクラスで中くらいの成績だったが、この件があってからの2人は突如トップクラスの成績に躍り出た。


 二人ともワタシと同じ区立中学に進み、共に常に成績トップ集団にいる良きライバルとなり、後に甲は国立大学に、そして乙は最難関私立大学に現役合格した。


 甲も乙もS.Nには深く感謝している。


 甲の治療費は同然ながら甲の親が負担。甲の親はS.Nを咎めることもせず、それどころか両親揃って乙の家まで謝罪に行ったらしい。



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『又 タバコ問題とジェンダー』




(2022.5.28記)
文京区立Y小学校時1971年の創立100周年記念式典には皇太子・明仁夫妻が来校し、校庭における低学年式典と体育館における高学年式典に参列した。


4年生のワタシたちはギリギリ高学年組に入ったのみならず、第100回卒業生の栄光に浴することになったのだが、他にも他校ではあまりみられない特別な体験もさせてもらった。


6年時、理科科の専任教師が充てられた。音楽科/図画工作科/家庭科に加えての専任化。そして理科科の教科担任となったのが、5年時に隣のクラス、1組の担任だったS.Nだった。年齢は当時42,3。昭和5年生まれ。有名人に例えると、後年『ソ・ソ・ソクラテスかプラトンか、ニ・ニ・ニーチェかサルトルか』で名前が売れた野坂昭如のイメージ。


そして彼も授業中に喫煙していた。
ただ、授業に関係ない世間話がやたら面白く、大学受験してみたりいろんな本の感想や内容をかなり面白おかしく話してくれて、ワタシはとても好きだったのだが、授業をあまりしない。


それ自体はワタシ的には大歓迎で、つまらん授業より世間話で時間を潰してもらったほうが遥かに楽しいのだけれど、余計なコトを校長や教頭にチクるヤツはいるもので、(ウチのクラスにはそんな下劣でイヤらしいヤツはいなかったが)結局それが明るみに出て、彼は厳重注意されたようだった。


ただ、彼のファンが女子に多く、実験などで手を荒らさないようにとディスポーザブルのビニール製手袋をプレゼントしたり、お菓子を差し入れたり、ドリンク剤をあげたりする女子に対して、『〇〇さん、だぁーい好きィ!』と感謝の弁。


決して悪いことではないが、『ちょっとキワどいなぁ…』と気づかったものだ。ワタシとしても、(例え彼が喫煙行為を授業中にしたとしても)彼の話しは面白くてタメになったし、また上から苦言を呈されるどころか処分されなければいいなぁ…と内心ドキドキしたものだ。


教育労働者としてかなり異色で異端的な人だったがワタシもそして多くの児童も彼のことを好きであった。


児童とりわけ女子から好かれ、同僚からは距離を置かれ、管理職からは目を付けられる……


そんな行き方も魅力的じゃないだろうか。



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『続々・タバコ問題とジェンダー』



(2022.5.28記)

墨田区立D小学校に入学してまず驚いたことは、担任の男性教育労働者I.T(30代そこそこ、そう、当時の有名人でいうと岩上太郎/小澤征爾/長嶋茂雄と同世代と思しい)がいきなり自称代名詞に『オレ』を用いていたことだ。


幼稚園時代、大嫌いな歌(代表的なものは『きよしこのよる』)はクチパクして教育労働者を欺いていたほどませた子どもだったワタシは、『おい、教育労働者がその自称代名詞じゃアウトだろう!』とは思いつつも、もちろんクチには出さなかった。


実は、I.Tは授業中にも喫煙していた。現在では大問題になるだろうが、当時はそんなもんだ。


そして彼は児童に対して誰それ構わず呼び捨て。


幼稚園時代の教育労働者からは「くん/さん」、園児同士では互いに「ちゃん付け」で呼び合っていたワタシは面食らった。


そしてI.Tに倣い、児童同士でも「呼び捨て」。おそらく、ワタシがタメドシ同士は相手の性別にかかわらず互いに「呼び捨て」が一番心地よくなった原点がここにあるのだろう、きっと。


当時の児童名簿は「男女別・誕生の早い順」だった。4月上旬生まれで出席番号1番だったワタシは、彼から何かにつけて役をおしつけられ、級長以外にも学芸会の開会挨拶などもやらされたりしていたが、反面、かなりヤンチャな存在でもあった。


何度も平手打ちを食わされ、挙げ句は廊下に立たされたり……こんなことはマンガやドラマの中の世界のみだと思っていたワタシは、今で云う1種の“カルチャーショック”のような感覚に。


今思えば、授業中にすら喫煙する彼によって「男ジェンダー」を植え付けられたとしか思えない。


が、決して彼をキライではなかったし、彼もワタシを嫌ってはいなかった。例えば授業中、彼の発した言葉に対して、絶妙の合の手のようなヤジを飛ばして児童たちの笑いを取るようなことは日常茶飯事。


ただ、2年生時も引き続いて担任だったI.Tが最もワタシを困らせたことは、遠足時のバスレクの定番中の定番「歌合戦」。


そこで彼がやらかしたことは、当時かなりヒットしていたレコードで、ハニーナイツというグループが歌っていた『〇〇・〇〇・〇〇』(〇内はピー音。つまりは男性外性器の俗称)のタイトルの歌を大声で歌い出したこと。


男子児童たちは大ウケしていたが、女子児童たちは困惑していた様子。彼女たち、およびドライバーや添乗員の手前、ワタシは『そりゃマズいよ〜〜!』とヤジったが、それ以上のことは出来なかった。

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『残念だったこと』


(2022.5.28記)

今週最もショックだったのは、我が支持政党と源流を同じうする政党のトップの方が、練馬区「人権・男女共同参画課」の名称について、これを是としたこと。


『人権』を課名のトップに置きつつも性別二元主義/男女二分法におもねるかの如き名称に異論は無しとのこと。


来たる参院選において我が支持政党との間に協力協定を結んだはずの政党だけに、「X/NB…等」に該当し得るジェンダーアイデンティティの者としては残念極まりなく、実に悲しい……


抑圧者/差別者としての「男」と被抑圧者/被差別者としての「女」……という、言わば“疑似カースト”において、我々「X/NB……等」は、“カースト外”、“アウトカースト”な存在であることを強く認識していただきたいものだ。


ましてや、練馬区「人権・男女共同参画課」は、2002年3月に時限立法である同和対策事業特別措置法(地対財特法)が失効したことで、従来存在していた練馬区「同和対策担当課」と練馬区「女性課」が合流して誕生したものである。


このことに鑑みれば、「X/NB…等」に該当し得る様々なジェンダーアイデンティティを持つ人々の人権にキチンと立脚した課名へと、可及的速やかに改める必要があると思われるのだが……


30年前、当時の禁煙嫌煙運動仲間たちや、当時お付き合いさせていただいていた人とともに加わっていた「夫婦別氏の法制化を実現する会」にて、別姓法制化のために我々と共に頑張っていた人だけに、ショックは小さからぬものである。


【追記】


今年3月下旬、浄土宗大本山増上寺において開かれた、東京同宗連と部落解放同盟都連との交流懇談会の席におけるワタシの発言。


『都下の多くの自治体の役所に設置してあるはずの「男女共同参画課」などの名称の部署名に疑問を感ずる。人間の性別は果たして2つだけなのか? そのあたり、よく考えて欲しい!』


流石に部落解放同盟都連の執行役員の方々全員、頷いてくれたはず。


ワタシの思い/意見に深いシンパシーを持ってくれたことがビンビンにつたわってきた。


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『続・タバコ問題とジェンダー


(2022.5.27記)

幼い頃、2日毎に1箱ほどのスモーカーだった父の使いで近所のタバコ屋によく走らされていた。銘柄は決まって「新生」。


横道それるが、後年28歳の誕生日前日にキリスト教のバプテスマ(全身洗礼)を受けたが、その時バプテスマを授けてくれた牧師の名前が〇〇新生氏であったことは実に興味深いww


話しをもどす。


ある日、訪ねてきた伯父に「ショートピース」10本入りを2箱買いに行かされた。タバコ屋のおじさんが気を回してくれたのか「ロングピース」20本入り1箱を渡してくれたのだが、おそらくロンピー1箱のほうが安かったと思う。


が、しかし、伯父から『ロンピーとショーピーは味が違う』と云われ、もう一度交換に行かされた。普通幼い甥っ子が買ってきたものを喜ぶと思うのだが、さにあらず。戦艦「長門」の乗組員だった軍人気質の伯父だった。


幸いにして叔父のほうは、ノンスモーカーかつ酒のほうも付合い程度にしか飲まないクチだったのでタバコ屋とは無縁だったのだが、伯父に買い直しを命じられた時のことは実に苦々しい思い出だ。


ところで、1900年に未成年者喫煙禁止法が発布施行された背景には富国強兵政策があり、未成年時代に喫煙習慣がつくと兵役の際の体力増強が望めないゆえだったとか。


「男」と生まれたからにゃ、戦のための体力こそが最重要とされた時代の落し子こそが未成年者喫煙禁止法だったのだ。


“立派”な軍国青年に育ち、終戦後も稼働可能だった唯一の戦艦、強運の「長門」の乗組員だったお陰で生きて里帰り出来た伯父は、かわいい甥っ子のお使いをも無にしてしまうほどに、国家の洗脳から解かれていなかったわけである。終戦後20年を経てさへも。




【追記】
戦艦「長門」は戦後米軍に接収され、1946年、ビキニ環礁における原爆実験クロスロード作戦の標的艦にされた。それでも、1発目のエイブル・ショットには耐え、2発目のベーカー・ショットを受けた4日後に沈んでいったらしい。


そしてその8年後の1954年3月1日、我々の親族(当時22歳)が船長を務めていたマグロ漁船・第五福竜丸が同じくビキニ環礁での水爆実験、キャッスル作戦ブラボー・ショットによる『死の灰』を浴びたのであった。


【さらに追記】
戦艦「長門」がクロスロード作戦ベーカーショットを受けて海底に沈んだのが1946年7月。
マグロ漁船・第五福竜丸は、翌1947年3月カツオ漁船・第七事代丸として誕生、進水。


『第五福竜丸は「長門」の転生』説も成り立ち得るかも……(?)



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『“日本キリスト教業界”内の(自称)アライの人びとの一般的傾向』


(2022.5.27記)

以下はあくまでもキリスト教業界内の傾向。


理解者/支援者/アライになりたがるシスジェンダーかつヘテロセクシュアルの人々は、得てして知名度高き性的マイノリティ当事者キリスト者に『擦り寄る』傾向アリアリ!


そしてその知名度高き当事者キリスト者を(キリスト教業界内のセクマイ事案一般に関しての)『ご意見番』化しがち。


『ご意見番』当人のカテゴリと異なるカテゴリに関する案件までも、『ご意見番』当人に持ち込まれるのだ。


「私のカテゴリは〇〇でしかないから、その件についてはそのカテゴリと同じかもしくはそれに近いカテゴリの人に聞いたほうがよい」


で済めばそれで問題ないのだろうが、どうもそうもいかないらしい。


そう、(キリスト教業界の)シスヘテロの方々の全体的一般的傾向として、シスヘテロ以外のカテゴリについては全て一括、「十把一絡げ」的に認識されているようなのだ。


困ったもんだ……


トランスやX/NB……のことは、シス(シスヘテロ/シスゲイ/シスビアン/シスバイ/シスポリ/シスパン/シスアロマアセク/シスアロマセク/シスロマアセク……)の人々には、決してよくわかるまい。


ちなみに、ワタシ個人の認識では、シスゲイとシスビアンはもはやシスヘテロ同様、正真正銘のセクシュアルマジョリティとみなしている次第。


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『X/NB…に対するトランスジェンダーの共感度』


(2022.5.27記)

知名度高きトランスジェンダーが(引用は除いて)「男女平等」とか「男女共同参画」などというワードを無批判に発したり記してたりすると、『あぁ、この人、X/NB…にはシンパシー無いのだろうなあ…残念だねぇ…』と思わざるを得ない。仲間のハズなのにねぇ……。


そういえば、ことトランスジェンダーに限った場合、X/NB…へのシンパシー度は、いわゆるパス度との相関的関係がありげな気もする…気のせいか(?)


つまり、いわゆるパス度の高いトランスジェンダーほどX/NB…へのシンパシーが低く、X/NB…に対しては上から目線になりがち、もしくはX/NB…に対してマウンティングしたがる傾向があるような気もする。


ま、ワタシのコンプレックスゆえの穿った見方なのかも知れないが、この投稿に対して『私はX/NB…の人たちに深く共感してますよ!』と強い調子で返してくる人がいたら、是非とも、X/NB…への共感の深さを何らかの形で示していただきたいと願う。


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『タバコ問題とジェンダー』

(2022.5.27記)

1974年3月までかよっていた小学校の資料室の大掃除をさせられた時だった。

薄汚れた古い引出しから出てきた黄ばんだ藁半紙に、若い女性がタバコを燻らせている絵と共に、『女の人がタバコをすうことの是非についてみんなで話し合いましょう』みたいなコトがかいてあった。

当時は3年生くらいだったが、とても変な感じがしたのを覚えている。

『そんなことを年端のいかない児童に話し合わせてどうするの?』と。

まさか、「女性はタバコを吸うべからず」なとどいう結論を導く目的ではあるまいな。

もしかしたら、女性の喫煙御法度の理由を妊娠/出産と結び付けていたのだろうか?

藁半紙の黄ばみの感じからして1960年頃のものと判断出来たが。

うーん、そういえば1960年代は、女性の喫煙シーンに遭遇することは、ブラウン管やスクリーンや舞台も含めて極めて少なかった気はするが。

ともあれ、女が男と同じように喫煙することは、男と同じように死ぬことしか意味しない。

ジェンダー・イクォーリティ(ジェンダー平等)*とのリンクでタバコ問題を語るべからずや。


【*】「男女平等」は日本政府による確信犯的誤訳!!。
いつ迄この誤訳にしがみついているのか!

この誤訳の“旨味”を享受し続けたいのかっ!

X/NB……等の人権を踏みにじりつつ!

杉下右京がブチ切れた時の如く
『いい加減に目を覚ましなさい!』
と言ってやりたい。

(ま、それに近いことを先日練馬区某所でやってきたが……)


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   『ニラミ』

 (2022.5.26記)

彼は神学校校長としての業務に忙殺されている。
「レナへのニラミ」を彼に期待し、彼に重荷を掛けないでほしい。


ワタシの実弟よりもさらに若い彼に対しては、ついつい『ウルトラマンZ』などのジャグラスジャグラー、『ウルトラマントリガー』のイグニスみたいなポジションをとってしまうのだよ!
(わかる人少ないかもね)


傍目には『シンウルトラマン』に対する外星人メフィラスみたいに映るかもしれないだろうがね…w




ともあれ、『言いたいことがあるならワタシに直接言って来なさい!』←ワタシの好きな言葉です!ww


『彼にガツンと言ってもらえばレナは大人しくなるだろう』などと考えてる《シス・ヘテロ・おっさん》の牧師はかなり多いだろうが、申し訳ないが、ワタシと彼とはジェンダー・セクシュアリティがかなぁぁぁぁぁぁぁり異なるので、彼はワタシに対するニラミにはなりませんから! 


『残念!』


「“よらば大樹の陰”カリスマ的存在と親しくしてれば安泰安泰!」斬り!!ww(←ふ、古い……ww もはや忘れられてるレベルww)

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『5.31世界禁煙デー直前!近々予定の「タバコ問題とジェンダー」開始にあたり』


(2022.5.26記)

フツーにナンバリングするよりも、熱烈な反喫煙運動家だった中田喜直さん(1923~2000)の論敵中の論敵・團伊玖磨氏(1924~2001)のエッセイ、パイプのけむり・続パイプのけむり・続々パイプのけむり・又パイプのけむり・又々パイプのけむり…………を「オマージュ」してみたい。ネタ続くか知らん?


團氏の「パイプのけむり」シリーズは27巻で完結しているが、もし仮にワタシの「タバコ問題とジェンダー」シリーズが28回以上続くバヤイは、タイトルの冒頭に『シン』をつけるまでwww


ま、それまでにはネタ切れになるだろうがw


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『マンスプレイニングだけなのか知ら?』


(2022.5.26記)

X/NB……等の様々な性別の人々に対する、womansplainingもあるかもしれない? 無いこともない? 無いとは言えない? 或いは、決して無い? もしかしたら、明らかにある?


ま、ちょっと覚悟はしておこうか。

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『ジェンダー/セクシュアリティとは関連ないことで恐縮ですが、是非ともここに記しておきたいと思いまして……』

 (2022.5.26記)

ビキニ事件発生から丸10年の1964年3月1日、第五福竜丸久保山無線長が眠る焼津市浜当目の曹洞宗弘徳院境内にて勃発した、原水協&共産党系グループvs総評&旧社会党系グループ(後の原水禁)による『墓前の決闘/暁の決闘』。


焼津市からの認可も受けつつ墓前の集いを主催した温厚沈着な宗教者たちをも怒りに震え上がらせた、日本反核運動史上最悪の恥辱的愚行。


原水協&共産党系グループには非が無いとは断じて言えまいが、より非が大きいのは総評&旧社会党系グループであることは、地元の学校教師・飯塚利弘さんが著した書籍『死の灰を越えて-久保山すずさんの道-』から読み取れる。(久保山すずさんは久保山愛吉無線長のお連れ合い)


私は旧日本社会党の流れを(他の如何なる政党以上に)汲む政党の支持者として、先達らがおかした咎と罪を受け入れ、それらを贖ってゆくべき必要を常に痛感せざるを得ない。


旧日本社会党の結党呼び掛け人として日本基督教団の二人の牧師(杉山元治郎&賀川豊彦)が名前を連ねていたこと、加えて杉山は我が母校の神学校と些かの関わりがあることに鑑みれば、なおさらである。


そしてもちろん、第五福竜丸の元船長(存命)を身内に持つ日本基督教団牧師としても。


  久保山愛吉無線長が眠る曹洞宗弘徳院の山門


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『教師に思っている事をそのまま言う学生』
             
 
(2022.5.25記) 

4年前ツイッターで話題になった「教師に思っている事をそのまま言う学生」。(リンク先) 

https://tarashare.net/9053 

リンク先のマンガに描かれた理想的学生がドンドコ増えれば、日本の教育機関における生徒教師関係が円滑になること間違いなかろう。

 ワタシが卒業した神学校はまさにそうだった。 ワタシ(当時33歳)も、授業中に当時の校長(当時57歳)と怒鳴り合ったことがある。 


学生が教師を糾弾することなぞ、日常茶飯事的な光景。

 そうだ、あの頃は、1960年代末の学生運動隆盛期のキャンパスの雰囲気をそのまま引き継いでおり、タイムスリップした感覚すら覚えたものである。 

こうした土壌の中で育ったワタシら神学生。 

それゆえ、卒業間際の或る学生のイレギュラーな性指向ゆえ教団上層部から「牧師としての適性」に疑義を唱える就労差別発言事案が発生した際、当然ながら学生有志が立ち上がり、教団上層部に対して強い調子の糾弾抗議文章を送りつけたのみならず、教師会に対しても学生有志同様の糾弾抗議文を教団上層部に送ることを要求。教師会は学生有志の意向に従った。 

結果、くだんの(イレギュラーな性指向の)学生は晴れて牧師資格を得ることになったのであった。 24年前の紛れもなき史実である。 

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 『「人権・男女共同参画課」』

 (2022.5.24記)

2002年3月を以て時限立法である同和対策事業特別措置法(地対財特法)が終了したのを受け、それまで存在していた同法の関連部署である練馬区「同和対策担当課」と、従来から存在していた練馬区「女性課」とが合流して出来上がったのが、練馬区「人権・男女共同参画課」である。


他の自治体によく見られる「男女共同参画課」や「男女平等参画課」等の課名ではなく、練馬区の場合は「人権・男女共同参画課」の名称。そう、人権遵守こそが一丁目一番地的に重要である旨部署名で謳っているのだ。




だとすればなおさら、常に埋もれがちでその存在すら顧みられることが少ない、「Xジェンダー/ノンバイナリー、ジェンダークィア……等の性別の人々」の人権の遵守も明確に謳うような課名への一刻も早い変更が然るべき措置なのではなかろうか?


あたかも性別二元論/男女二分法におもねるかの如き部署名は可及的速やかに改めて欲しい。


部署名の冒頭に確りと『人権』のワードが冠されているのだから。


5月2日の「セクシュアルマイノリティと宗教を考える会」主催のオンライン集会『中性を生きる/両性で生きる~私たちはここにいる~』のメインスピーカーの2人、つまり勝山孝さん(かっちゃん)および麗梨ReNa、共に練馬区を信仰的活動拠点もしくは運動的活動拠点にしている者であることをここに明記しておきたい。

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『シス男性の創始者/開祖たち』
                      (2022.5.22記)

 キリストの初臨が男性イエスのかたちをとって世に生まれたのであれば、再臨のキリストは男性以外の性別であっても何らおかしくないどころか、創造主なる神のジェンダー平等思想の現れの一端とも言えよう。

その意味でシェーカーの創始者アン・リーが自身を指して再臨のキリストと称していたことを理由に、同派が(本家本元のクエーカー以上の)“異端”のレッテルを主流派プロテスタント諸派(しかもそれらの殆どが男性創始者)によって貼られていた事実を“ジェンダーバイアス絡みの偏見”とみなし得る可能性については必ずしも否定出来まい。

さらに、クエーカー(正式名称 ソサイエティ・オブ・フレンズ)からは、ジェマイマ・ウィルキンソン改めパブリック・ユニバーサル・フレンドなるジェンダーレスの人物を創始者とするソサイエティ・オブ・ユニバーサル・フレンズが派生している。

また、女性が創始者である世界的規模の知名度と古い歴史を持つ教派としては、メリー・ベーカー・エディのクリスチャン・サイエンスと、エレン・グールド・ホワイトのセブンスデー・アドベンチストがある。

そしてこれら3教派は皆、アン・リーのシェーカー同様、プロテスタント主流派からは徹底的に“異端”のラベリングを貼られ続けていたようだ。

パプリック・ユニバーサル・フレンド=ジェンダーレス。

メリー・B・エディ&エレン・G・ホワイト=共に女性。

上記3人はいずれもアン・リーの如く“再臨したキリスト”と自称することはなく、せいぜい開祖もしくは預言者程度のポジションだったはずである。

シス男性を創始者乃至開祖又は預言者と位置付ける教派の傾向として、男性以外の性別の創始者/開祖/預言者の教派に対してマウンティングしたがる「シス男性としての悪しき性(さが)」に根ざした、所謂マンスプレイニング体質が見え隠れしてならないのだが、如何だろうか?

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『メフィラス構文でw』(ネタバレ失敬…w)

 (2022.5.21記)

「ジェンダー平等」←ワタシの好きな言葉です。

「男女平等」←ワタシの苦手な言葉です。

「兄弟・姉妹」←ワタシの嫌いな言葉です。

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       『老若男女』

  (2022.5.19記)

 月間キリスト教書評誌『本の広場』2022年6月号掲載の、平良愛香監修『LGBTとキリスト教~20人のストーリー~』の書評の評者は、文頭に『本書は、近代のあらゆるシステムに巧妙に刷り込まれた 「男と女」の二分法の限界に気づかせ、 現代に適合した豊 かな人間理解へと導く感動的な良書である。』と記していながら、どうしたわけか、『本書には老若男女を問わず、多くの読者が与えられる予感がしている。』と結んでいる。

 なにゆえ『年齢性別を問わず』と記さなかったのだろうか? 何がしかの意図があるのだろうか?

 監修者および20人の執筆者のうちの「X/NB………等」に該当するジェンダーアイデンティティの人々は、評者に理由を訊ねてもよいのではなかろうか?

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『核問題&タバコ問題&性的マイノリティの人権問題の三位一体的繫がり?』       

(2022.5.19記)

10年以上前、『ウルトラセブン』の封印されたエピソード第12話「遊星より愛をこめて」に、当時小学校6年の藤村美樹さん(キャンディーズのミキちゃん)がエキストラ出演していたことを知ったのが、リンク先記事によって。

1970代に入り、異色の舞台特撮『突撃!ヒューマン』のヒロインとして田中好子さん(キャンディーズのスーちゃん)デビューしていたことにも鑑みれば、時期的に「セブン」と「ヒューマン」の間にオンエアされた手塚治虫原作の特撮ドラマ『バンパイヤ』のヒーローが、後年、伊藤蘭さん(キャンディーズのランちゃん)の“相棒”となった事実はとても興味深いといえよう。

それにしても、ビキニ事件をモチーフにしてつくられた『ゴジラ』同様、核問題をテーマにした「遊星より愛を込めて」をつくった実相寺昭雄監督の葬儀が行なわれた寺院である湯島の麟祥院こそ、我々を第100回卒業生として送り出してくれた文京区立Y小学校の発祥の地であるという、奇遇な事実には改めて驚愕させられた。

また、第五福竜丸の元船長を親族に持つ嫌煙家たるワタシにとって、まさにライフワークと思える「核問題」と「タバコ問題」が見事に繋がっている。 なぜならぱ、実相寺昭雄監督が撮った『ウルトラセブン』の他エピソードには、「タバコ野放し社会ニッポン」に対して大きな警鐘を鳴らした第8話「狙われた街」があるのだから。 その上、前々作『ウルトラQ』が“Ultra Quaker”に繫がり得るものとすれば、『ウルトラセブン』は(或いは)“Ultra Seventh-Day”に繫がり得るものと言えるのかも知れない。

さらにまた、『ウルトラQ』こそウルトラシリーズ元祖であることに照らせば、核問題+タバコ問題に加え、Queer つまり、性的マイノリティの人権問題とも繫がり得るものとも言えよう。 円谷特撮作品全般の『神仏由来性』を、益々以て痛感する次第。


https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=13668&id=12968326


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   『トゥー・スピリット』

 (2022.5.14記) 

昨年、日本キリスト教団部落解放センターとマイノリティ宣教センターと農村伝道神学校が連帯し、セクシュアルマイノリティの人権に関する学びを続けてゆくプログラムを開始した。

その最初の会合が、昨2021年6月の全国部落解放活動者会議のプログラムの一環として行われ、現・農村伝道神学校校長の平良愛香くん、そして福音派系の性的マイノリティ当事者団体『約束の虹ミニストリー』代表の寺田留架くんらと共に不肖のレナも登壇者の1人に加えさせてもらった。

我々当事者のメッセージの前、当時農村伝道神学校の校長で、カナダ合同教会から日本キリスト教団に派遣された宣教師でもあるロバート・ウィットマーさんの基調講演のなかで、彼はカナダ先住民ら北米大陸の先住民独自のジェンダーであるトゥー・スピリットについてかなり強調して言及していた。

https://en.m.wikipedia.org/wiki/Two-spirit

ワタシはあくまでも男女両性の両性愛者なので、従来よりトゥー・スピリットを名乗ったこともないし今後も名乗る予定もないが、愛香くんや留架くんに比べれば明らかにトゥー・スピリットに近いジェンダーアイデンティティの持ち主と言えるだろう。

解放センター/宣教センター/農伝の三者が連帯して進めようとしているセクシュアルマイノリティの人権に関する次回以後のプログラムに関与する資格など毛頭無い者ではあるが、1人の当時者牧師、否、もっと言わせて頂ければ、24年前教団上層部によって男性同性愛者平良愛香くんへの就労差別発言事案が発生した際、農伝同窓生有志たちと共に教団上層部に向けて強い調子の糾弾・抗議文書を送った者としての立場で以下の如く要望を述べさせてもらう権利くらいはあるだろう。

次回は是非とも、トゥー・スピリット当事者の方をカナダからお呼びしてメインゲストになってもらうプログラムを企画していただきたい。

不肖のレナでも当事者の方の対談相手にはなり得るであろう。

1996年部落解放センターの夏季実習で一ヶ月間センターを拠点に学びと活動をさせてもらい、1996年~2010年東京教区部落解放5支区代表者会メンバーおよび1996~現在に至るまで東京同宗連のメンバーを続けさせてもらっているゆえ、あながちミスキャストでもなかろう、まことに僭越ながら。

 

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